介護の処遇改善手当をもらって給料をあげろ!!手当をもらう条件に注意!!
介護の給料をあげる方法の一つとして処遇改善手当をもらう方法があります。
ただし、以前お伝えした通り実際にこの制度を使って
給料があがっている介護職員は本当に少ない・・・
なのでこの制度を使う場合にはいくつか注意点があるので、
その点も含めて説明していきます。
もしこの制度をうまく活用できれば、毎年の給料があがり、
それと合わせて介護福祉士などの資格手当ももらえるので
ぜひ参考にしてみてください。
処遇改善手当をもらう場合の注意点3つ
処遇改善手当の制度を利用したい場合には、次のことに注意。
- 職場に処遇改善手当の制度があるのか
- 処遇改善手当の支給はきちんとされるのか
- もともと給料に処遇改善手当が含まれていないか
ではひとつひとつ説明していきます。
処遇改善手当の制度はあるのか
事業所によっては処遇改善手当の制度自体、行っていない場合があります。
制度を利用しているのか確認するには、施設の人事や事務職員、
管理者に直接確認するか、給与明細を確認してください。
処遇改善手当の制度利用していると、「処遇改善加算」か
「処遇改善手当」と給与明細の手当の欄に記載があるはずです。
稀に制度を利用していても記載のない事業所もあるので、管理者等に
直接確認できる場合は、直接確認してください。
処遇改善手当の支給はきちんとされるのか
職場に処遇改善手当の制度があった場合には、その手当の支給が
どのようにされているのか確認してください。
毎月の給料に「処遇改善手当」として、給料を上乗せして
支給をしているのか。
毎月の給料には加算せずに賞与として支給がされるのか。
ここも必ず確認してください。
毎年決まっている給料に上乗せして、処遇改善手当が
支給されていれば大丈夫です。
事業所によっては、毎年の給料が変わらないように
うまい具合に支給されている場合もあるので注意。。。
給料に加算してても、賞与で調整されているといった
こともあったりするので注意してください。
もともとの給料に処遇改善手当が含まれていないか
よく求人で、
(月給20万~25万)
※ 処遇改善加算(手当)を含む
といった記載がある場合があります。
その場合には、処遇改善手当の金額込みで毎月の
給料の支給がされるので注意してください。
この場合には処遇改善加算手当で給料をあげることは
基本難しい場合が多いです。
事業所に処遇改善手当の制度がない場合は?
事業所に処遇改善手当の制度がない場合には、
この制度を使うことは難しいです・・・
この制度は介護職員が研修や勉強会を通じてキャリアアップ
することと、事業所が職場環境を改善する必要があります。
事業所と介護職員が一体となって改善をしていかないと
この制度は受けれないので手当を受けるのは難しいです。
手続きも事業所が行う必要がありますし...
なのでこの制度をうけて給料をあげたい場合には、
他の施設へ転職する必要があります。
そもそも処遇改善手当の制度を利用していないというのは、
事業所的にも問題があると思います。
この制度を受けるかは任意で、受けなくてもいいものですが、
従業員のことを考えたら受けなくてはならない制度だと思います。
介護業界は人材不足が深刻なので、この制度を受けて給料の待遇を
よくして従業員の確保に努めるのも事業所の仕事です。
なので制度ないところで働き続けると、給料もあがらないので資格手当とか
昇給も良くない場合には転職を考えた方がいいかもしれません。。。
処遇改善手当をもらうにはどうすればいいのか
事業所に処遇改善手当の制度があることが分かった場合に、
「じゃあ私たちは何をすればいいの?」って思いますよね。
この制度を利用している職場で働いている場合には、研修や
勉強会の機会が多く設けられていると思います。
それから職場の環境について「~こうしていってください」
と上からの指示があると思います。
処遇改善手当をもらう場合には、この研修や上からの指示を
私たちはこなすだけで大丈夫です。
事業所がこの制度を受ける際に、あらかじめ必要な研修や勉強会
それから職場の環境改善について計画していき、それを職員への
連絡を通じて実践していきます。
私たちがそれをこなすことで、事業所が処遇改善手当をもらうのに
必要な条件を満たしているという書類を提出して手当が支給されます。
なので私たちが意識して何かをしなくちゃならないというものは
特にないですね。
しいていえば、研修や勉強会には必ず参加!!ということですね。
記事まとめ
処遇改善手当の制度を利用している事業所は、
現在約60%にとどまっています。
なのでそもそもこの制度を受けていない事業所も少なくないので、
まずはこの制度があるのかどうか確認してみてください。
そして支給の仕方にも問題ないことが分かれば、
研修や勉強会への参加を積極的に行ってください。
そうして自分の介護のスキルもあげて、処遇改善手当で
給料もあげていきましょう!