【給料をあげて楽しく介護をしよう!】介護の給料や年収をアップする方法

当サイトでは介護の給料をあげる方法紹介しています。介護に悩みを抱えている方のためになる情報も発信していきます。介護は人が思っている以上に大変な仕事です。だからこそ給料をあげて介護を楽しくやっていきましょう!

介護の管理職ってどんなことするの??辞めたいって人が多いのはなぜなの?

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以前、介護のキャリアアップとして「介護の管理職を目指す!」

ことお伝えしました。

 

介護の管理職ってどんな仕事をしているのか知っている方少ないと思います。

なんだか大変そうだしむずかしそうですよね。

 

介護の管理職は介護の仕事にも関わらず、給料が高いです。

 

 

地方の介護の施設でも、初任給で20万円後半~

都心に近い施設で、30万円~

 

 

という求人が多いですね。

 

賞与の支給もあるので、年収で大体400万~500万

といったところですね。

 

そんな給料が高い管理職ですが、給料が高い分仕事内容も

高いものが求められます。

 

そこで介護の管理職の仕事の内容や、管理職の実情について説明していきます。

 

 

介護の管理職ってどんな仕事なの?管理職ってそもそも何?

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まず介護の管理職について説明します。

 

介護の管理職というのは、、、

 

  • 施設の管理者・施設長
  • デイサービス等事業所のサービス提供責任者
  • エリアマネージャー

 

こういった介護施設の監督・管理を行う人の事を、

「介護の管理職」と呼びます。

 

施設の内容や管理職の内容によって、仕事の内容が

変わるので上の3つ管理職についてみていきます。

 

 

施設の管理者・施設長

 

この管理職は、施設全般の監督・管理業務を行っていきます。

 

会社で新事業所を立ち上げて管理を任せられるのも、

こちらの管理職に該当しますね。

 

施設の管理者・施設長が行う業務は次のようなこと。

 

 

  1. 施設の改善・運営業務
  2. 従業員の管理・指導業務
  3. 顧客管理やマネジメント
  4. 会議への参加
  5. 給与計算などの事務業務

 

 (施設の改善・運営業務)

 

施設の問題点を明らかにして、それを改善していきます。

 

 

例えば問題点は、利用者数の低下、従業員の離職率、利用者さんの満足度の低下

施設のサービス提供の低さ、全部署の連携体制が整っていないなどですね。

 

 

利用者数の低下 → 営業や施設の情報提供、利用者の施設利用時等の

          満足度を改善

 

 

従業員の離職率 → 従業員の指導や管理体制の改善、従業員のサポート体制

          従業員のレクリエーション企画の改善等

          

 

満足度の低下  → 従業員のスキルアップ制度の改善、研修・勉強会への

          参加、利用者さんのニーズに合ったサービスへの改善等

 

 

サービスの低さ → 施設のサービス内容の改善、優秀な人材の確保

          資格保有者数を増やす、福祉用具の改善等

 

 

連携体制    → 各部署の管理改善、情報共有の仕組みの改善等

 

 

問題点にあわせて、その改善をしていきます。

 

 

他の優良な施設で行っているサービスの仕組みを導入したり、

従業員の研修や勉強会への参加など様々な改善策を実施します。

 

 

 

 (従業員の管理・指導業務)

 

従業員のシフト作成から、各部署の従業員の配置、従業員の指導、

従業員のサポートなどをして従業員の管理をしていきます。

 

配置については新入職員や中堅職員、ベテランの職員までその従業員の配置

はバランス良くなっているか日々確認し、必要があれば変更していきます。

 

指導は、介助の仕方や利用者さんとの接し方の指導だったり、

ユニットリーダーへユニットがうまく機能するよう指導します。

  

介護・職場全体の事で悩みや不安がある職員がいれば、

離職してしまわぬように面談等を設けて悩みや不安の解消。

やる気や向上心が高い職員には、スキルアップできるように

勉強会や研修への参加、そして助言をします。

 

そうして介護施設の質の向上、従業員が長く働けるような

良い環境作りのために従業員をサポートしていきます。

 

 

(顧客管理やマネジメント)

 

事業所の顧客数の把握をし、目標数に足りていなければ

営業の強化や従業員を増やして顧客数の増加に努めます。

 

現在の地域の見込み客の数や、今後の見込み客を把握し

他の施設との差別化を図って顧客獲得をしていきます。

 

 

(会議への参加・事務業務)

 

社内会議やサービス担当者会議、リーダー会議などの

各種会議に参加します。

 

各部署からの連絡や情報共有、会議の内容から

問題点を把握して、その問題点の改善をしていきます。

 

事務業務については、給与計算を行う事務員がいない場合には、

管理職自ら計算を行う施設もあります。

 

従業員のシフトの作成も行います。

 

 

 

サービス提供責任者

 

サービス提供責任者の業務はケアマネの仕事に少し似ています。

 

ケアマネが作成したケアプランから訪問介護計画を

作成してそれを実施していきます。

 

ケアプランをもとに、食事や排泄、移乗、更衣、コミュニケーション

社会交流、健康管理、家族関係等あらゆる面から訪問介護計画を作成します。

 

そしてその計画を実践していき、ヘルパーの指導も行っていきます。

 

その他の業務としては、利用者家族との面談や、ヘルパーのシフト調整、

人が足りない場合には責任者自らヘルパー業務を行うこともあります。

 

 

 

エリアマネージャー

 

基本的な業務は施設の管理者・責任者と同じ業務です。

 

ただエリアマネージャーは多くの施設を管理しなくては

いけないです。

 

施設ひとつひとつを、通所、老人保健施設など施設の形態に合わせて

きちんとしたサービスが提供できているか確認していきます。

 

もし利用者の数が少なく、目標に達していない施設があれば、

マネージャー自ら営業をして利用者の獲得をしていきます。

 

 

 

管理職を辞めたい人が続出!?

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介護の管理職は、現場の介護の職員と異なり仕事が多いです。

 

先程説明した管理職の仕事もこなすだけでも大変ですが、

人が足りない場合には現場に入って仕事をすることもあります。

 

その場合には、現場の仕事が終わった後で管理職の仕事を

こなさなければならず負担が大きくなってしまいます。

 

サービス残業で仕事をする現場も多いです。。。

 

そのためいくら給料が高くても、仕事がつらくなって

辞めてしまう方が多いみたいです。

 

介護業界は人手不足といわれていますが、それは現場だけではなく

管理職の方も同じで、管理者不足も深刻な問題になっています。

 

 

記事まとめ

 

介護の管理職を目指す場合には、管理職がどんな仕事を

しているのかまずは知ってみましょう。

 

そこから自分にもやれそうか判断してみてください。

 

もしやる場合には「管理職候補」として介護の仕事を

していって管理職を目指していきましょう!