介護の給料をあげるには転職することも必要！！転職した方がいい場合って？
介護の給料をあげるには資格を取得したり、管理職を目指すことを
前回までお伝えしてきました。
でもこんな方いませんか？？
「資格はもっているけど給料が全然あがらない」
「介護の管理職は大変そうだしやりたくない」
「今の仕事の内容変えないで給料上げたい！」
こういった方は職場を変えて働くことも給料を
あげる選択肢の一つです。
今まで転職したことがない人も、転職したことがある人も、
転職時にはいくつか注意すべきポイントがあるのでご紹介します。
転職で給料がどれくらい上がるのか・タイミングは？
転職で給料はどれくらいあがるのか？
転職をすると給料は月額で３万以上あがることも少なくないでしょう。
もともと介護職に未経験で入った方は特に給料あがりやすいですね！
転職で給料があがった私の知人２人の、
転職前と転職後の給料についてご紹介します。
【知人Ａ】 介護歴５年 介護福祉士の資格保有
転職前 ・ 月給は１７万円
・ 賞与２回で計２０万円、
・ 年収は２２０万円くらい
・ 昇給は年一回 ３０００円
転職後 ・ 月給は２１万円
・ 賞与２回で計５０万円
・ 年収は３００万くらい
・ 昇給は年一回 ５０００円
【知人Ｂ】 ケアマネ歴３年 介護福祉士・ケアマネの資格所有
転職前 ・ 月給は２０万円
・ 賞与２回で計３５万円、
・ 年収は２７０万円くらい
・ 昇給は年一回 ５０００円
転職後 ・ 月給は２５万円
・ 賞与２回で計６０万円
・ 年収は３６０万
・ 昇給は年一回 ５０００円
Ａは月額で４万円、Ｂは月額で５万円もアップしました。
賞与も上がって、昇給も上がっているので二人とも転職
してよかったと話していました。
職場の環境も悪くなく、働きやすいとのことでした。
Ａについてはネットの求人サイトを見て転職。
Ｂについてはネットの求人を見て、いいと思ったところに
知り合いがいたらしく紹介という形で転職していました！
それから求人しっかりみて探すと高案件な
ところいっぱいあるみたいですね。
転職のタイミング
転職のタイミングについては、資格を取得したタイミングで
転職をする方がいいです。
経験をつんで、さらに介護福祉士等の資格を取得してから転職すると
転職スムーズに進みますし、給料も上がりやすいです。
資格もすでにあって、経験も５年とか１０年とか多い方は、
タイミングについては気にしなくても大丈夫です。
しいていえば、３月や４月、９月や１０月は求人数が
多くなりやすいのでそのタイミングというのもありです。
ただその時期は転職者も多く競争もやや高くなるので、
あえて避けるのもいいと思います。
転職した方がいい場合とは？
次の方は、給料をあげたい場合には転職をした方がいいです
- 資格を持っているが給料があがらない
- 処遇改善手当の制度が職場にない
- 職場の待遇や環境に不満がある
それぞれ見ていきます。
資格を持っているが給料があがらない
介護福祉士やケアマネの資格を持っているのに、
資格手当が５０００円だけで給料が全然変わらない。
しかも昇給もない・・・
このような施設は今後どんなに頑張って働いても、給料があがって
いくことはないので早急に転職を考えた方がいいです！
今後介護を楽しくやっていくためには、職場の環境だけじゃなく、
そういった給料や、頑張って働いたことがお金になるような仕組み
が必要なのでそういったブラックな施設は転職しましょう。
モチベーションが続きません・・
処遇改善手当の制度がない
給料が変わらないこととあわせて処遇改善手当の制度がない場合
には転職考えた方がいいです。
処遇改善手当の制度は介護職の給料があがるようにつくられた
制度で、この制度を事業所が利用していないということは、
職員の給料があがりずらい職場ともいえます。
そういったところは職場自体ずさんな管理をしているところが、
多いのでそういった面も含めて考えてみてください。
職場の待遇や環境に不満がある
給料が低い以前に、職場の待遇や環境に不満がある場合も
転職考えていきましょう。
例えば
・サービス残業が多い
・介護職の仕事の負担が多すぎる
・休日も少なく、給料も安い
こういった場合には転職を考えてみるのもいいと思います。
介護の仕事といえど、休日もそれなりに合って、
残業手当がきちんとつくところもありますからね。
転職時の注意点３つ！最低限ここには注意しよう！
転職時の注意点は次の３つ、、
- 給料の希望額をきちんと伝える
- 処遇改善手当の制度があるのか
- 企業情報を細かく見る
どれかをおろそかにすると、給料があまりあがらなかったり、あとから
不満が出てきて転職してすぐにやめてしまうことになるので注意です。
給料の希望額をきちんと伝える
例えば、、、
月給２３万円～２７万円
という求人があったとしますよね？
この職場に面接に行ったときに、、
「給料について希望額はありますか？」
と聞かれて、
「特にありません」や「支給していただける金額で」
と答えるかたがいるんですが、これは絶対ダメ。
こう答えた場合には月給２３万円でスタートすることになってしまいます。
介護職の方は優しい方多いので、申し訳なさから
こう答えてしまう方多いんですよね。。。
いうことはタダなので最高額の２７万円を希望額として提示しましょう！
採用側はできれば給料あんまり払いたくないので、さきほどの様に
答えてしまうと最低額の給料になってしまうので注意です。。。
処遇改善手当の制度はあるのか
この制度のあるなしで、月額で数万円以上変わってきます。
転職をした後に、その施設で給料をあげていくためには
この制度が必要不可欠です。
必ず処遇改善手当制度があるのかないのか確認しましょう！
企業情報を細かく見る
給料や賞与の金額のみで転職先を決めるのではなく、
年間の休日数や残業の有無、残業手当はあるのか、
そういった細かい部分まできちんと見た方がいいです。
なかには、「週休２日で祝日休みあり」と書いてあっても
年間休日にすると１００日くらいしか休みなくて、残業も
多い会社ということもあります。
この部分でいえば、年間休日で何日あるのか、残業の有無と
残業手当の支給について必ず確認した方がいいです。
記事まとめ
いかがでしたか？
給料が低くて悩んでいる方は転職で給料をあげることも
考えてみてください。
介護の現場は人が少なくて、、
「職場を辞めずらい」
「辞めるというとひきとめられる」
「上司がうるさい」
と転職しずらい方も多いかと思います・・・
私も以前そのことで悩んでいたことがあります。
なので次回はそのことについて書いていきますね。
