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【必読】認知症の方への正しい対応方法とは?寄り添いケアで状態が向上することも・・・!

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認知症の方へ皆さんはどのような対応していますか??

 

今認知症に有効な薬や対応というものはなくて、

治ることが難しいといわれています。

 

進行を遅らせる薬はあっても治すことは難しいんですよね。。。

 

なので認知症の方に対する介護のケアというのも

施設や人によって違います。

 

私も認知症の方には食事や介助などあらゆる面で

毎日試行錯誤しながらケアさせてもらっています。

 

そこで今回は認知症について書いていきたいと思います。

 

 

そもそも認知症ってどんな病気なのか?その種類や症状は?

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認知症は簡単にいうと脳の機能障害です。

 

私たちは普段、行動をするときに物事を判断して、認知して

記憶するという作用を無意識に何度も行っています。

 

認知症の方はその判断、認知、記憶をすることが困難な

状態になっています。

 

認知症にも種類があって「血管性認知症」「レビー小体型認知症」

「アルツハイマー病」といったものが挙げられます。

 

大きいくくりで分けるとアルツハイマーの認知症と

それ以外の認知症で分けることが多いですね。

 

種類によって症状が変わってくるので説明しますね。

 

 

アルツハイマー以外の認知症

 

認知症の症状としては、さきほどの判断、認知、記憶の

能力が著しく低下します。

 

毎日顔を合わせる職員であっても、覚えることが困難な

状態になります。

 

それとよく物忘れと認知症は違うのかって聞かれること

多いんですが、

 

 

もの忘れは、ものを置いた場所や食事のとき何を食べたかを忘れて、

ものが見つかった時や食事何を食べたか思い出したときに、

「あーそうだった!」って思いだせるのがそうです。

 

認知症は、ものを置いた場所や食事の時に何を食べたかを

忘れるのではなく、ものを置いたことや食事をしたこと自体

忘れてしまいます。

 

 

今さっきしたことも覚えていないことがおおいですね。

 

 

アルツハイマー型の認知症

 

アルツハイマー型の認知症も症状自体はさきほどと同じです。

 

ただ何が違うのかというと、アルツハイマー型の認知症は、

身体機能やその方の人格まで崩壊してしまうこともあるということ。

 

 

アルツハイマー型以外の認知症は今の事は忘れても、

過去の事は覚えていることが多いです。

 

ご家族さんの面会時や昔あった出来事について聞いてみると、

笑って流暢に話してくれることも多い。

 

身体機能も何か他の病気にならなければ、状態を維持できて、

他の人と何ら変わりないことも多いんですね。

 

 

ただアルツハイマー型の認知症は、昔にあった出来事や

ご家族さんを忘れてしまう、それから身体機能や人格までも

崩壊してしまうことがあります。

 

ご家族さんが面会に来ても誰だかわからないこともあるし、

身体機能の低下も早く、昔は優しく何があっても怒らない

ような方が怒鳴ったりしてしまうことがあるんです。

 

なぜこうなってしまうのかというと、認知症は脳の細胞が

壊れていくのに対し、アルツハイマー型の認知症は脳の細胞から

神経まで脳そのものが破壊されてしまうことが原因ですね。

 

アルツハイマー型の認知症は進行してしまうと、悪い言い方になって

しまいますが人そのものが変わってしまうような認知症なんです。

 

 

認知症の利用者さんに私たちができること

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認知症の方へ私たち介護職員がすべきことは、

まず今の状態を維持してあげることが重要です。

 

状態を維持できるように取り組んでいけば、

結果として状態も良くなるということもあります。

 

では具体的にどんなことをしていけばいいのか

書いていきます。

 

 

刺激を与えて生活にメリハリを

 

認知症の方へのケアはまずメンタルの面から

ケアすることが大事です。

 

その利用者さんの好きなことをどんどん介護のケア

の中に組み入れて、脳に刺激を与えてあげるといいです。

 

楽しいとか考える時間が増えるようにしていきましょう。

 

会話の中にも昔の出来事やご家族さんの話を入れて、利用者さんの方

から話してもらうことを増やすことも大事です。

 

そういった小さな心掛けが利用者さんが気持ちが明るくなって、

状態も良くなりやすい方向に変わっていきます。

 

 

自立支援の徹底

 

認知症の方には私たちと同じくらい体が元気な方も多いですよね。

 

なのでその機能が失われないように、体を動かすことを

大事にしてもらえるよう自立支援を徹底していきましょう。

 

施設に入ってからテレビを見ることばかりで、何もしなく

なって認知症が進んだ、体の機能が低下したって話はよく

聞くので注意してください。

 

「まだ認知症もそんなに進んでいないし、元気だから」

 

ってケアをおこたるとあとで取り返しの

つかないことになってしまいます。

 

認知症は一度進んでしまうと元に戻してあげるのは

容易じゃないです。

 

今良い状態だからこそケアを徹底してあげることが大事です。

 

 

プライドを傷つけるようなことはしない

 

利用者さんを怒るような言動や、覚えていないことを強く指摘したり

その方を傷つけるような発言は絶対にしないでください。

 

「ごはんまだなの?」

「お風呂は~?」

「トイレ行きたいんだけど」

 

といった時に、「さっき~したじゃないですか」って強く

指摘するのは避けてください。

 

そういった声掛けが利用者さんの不満につながりストレスになって、

認知症を進めてしまう可能性もありますからね。

 

 

記事まとめ

 

認知症の方の介護は職員の負担が大きい場合もありますが、

「認知症」について理解して適切なケアしてあげてください。

 

治るのが難しいからこそ、介護職のケアが重要になりますので

上記のことだけでも実践してみてください。