ケアマネへの転職は未経験でも大丈夫なの?事前に注意しておかないと思わぬ失敗が・・・
ケアマネの転職を考えるときにはいくつか注意しなくてならないことがあります。
「介護職からケアマネの仕事に転職したい」
「ケアマネの経験生かして、他の施設に転職したい」
「現場の仕事を離れてケアマネとしてデスクワークしたい」
いずれも人によっては転職してから「こんなはずじゃなかった」
「思っていたのと違う」と転職をして失敗することがあります。
きちんと気を付けておけば、これからケアマネとして介護の仕事
をすることができたのに、思わぬ失敗してしまうんです。
なのでそういった失敗しないように、ケアマネに転職するときに
どういった失敗をしてしまう人が多いのか説明していきます。
介護職から未経験でケアマネの仕事へ転職
ケアマネの資格を取得した後、介護の現場からケアマネの仕事に
転職したいという方いますか?
ケアマネの仕事が未経験でも介護の現場での経験があれば、
ケアマネの職場へ転職することは可能です。
30代までは未経験でも転職スムーズにできます。
※その年齢がすぎてしまい、転職難しい場合には今の施設で介護職から
ケアマネに転身して経験を積む必要があります。
未経験で転職した場合には先輩職員がついて、手取り足取りきっちり教えて
もらえるのでケアプランの作成などができるようになります。
ただし、そういった方の中には、
「ケアプランの作成が思いのほか難しくて自信がない」
って介護職に戻られる方も多いです。
転職した後にケアプランを作ることが難しくてやめてしまう人、それから
作成はできるけど自分のつくったケアプランに自信がなくて辞めてしまう人
がでてきます。
「思っていたのと違った」って方もいますね。
なので未経験でケアマネの仕事に転職する前に、1~2年でも今の職場で
ケアマネをやってみてから転職を考えてもいいと思います。
それでケアマネの仕事をずっとやってきたいってなってから転職した方が、
経験もある分、最初から給料が高い状態で始めることもできるので。
私も4人ほどこのことが原因で辞めてしまった人見てきました・・・
ケアマネの経験を生かして他の施設へ転職
ケアマネの経験をつんでから転職する場合に一つ注意点があって、それが
「ケアプランを全部自分で作成する」
ということ。
転職先によっては他のケアマネの人がいない、もしくは自分が入った後に
辞めてしまって自分一人がケアマネの業務をやるということもあります。
そうなった場合に、今まで先輩職員と一緒にケアマネの業務をしてきた方は
負担が大きくなってしまうこともあります。
自分でケアプランの作成に自信がある!という方は大丈夫だと思いますが、
一人で新規のご入居さんのアセスメントやサービス担当者会議、
ケアプランの作成までやるのは骨が折れます。
周りに相談もできず、自分の考えでケアプランが作成されるので、
責任も今までとは比じゃないくらい大きくなります。
なので転職の際には、他のケアマネさんの数やベテランの職員の数
について確認してみておいた方がいいです。
後輩でも他にケアマネさんがいるかいないかでは全然違うので。
今までケアマネの仕事に自信があった方も、一人でやるようになってから、
介護の現場や他部署からケアプランの指摘をされて、ケアマネの仕事に
自信をなくしてしまうケアマネさんもいます。
介護職の現場を離れてケアマネの仕事がしたい
介護職の現場を離れてケアマネの仕事がしたいと転職をしても、
介護職と合わせてケアマネの業務もこなす施設もあります。
中~大規模な施設ではケアマネは、利用者家族の面談や電話応対、
ケアプランの作成などデスクワークのみの仕事ですが、小規模な施設
や人手不足が深刻な施設では介護職の仕事もやらせることがあります。
知人の場合、
「ケアマネ慣れないうちは介護職の仕事もやりつつ覚えてもらうね」
ってことで数カ月で独り立ちしてからはケアマネの仕事のみやって
いくはずが、二年たっても介護の現場との両立させられていました。
このように現場を離れたくてケアマネの仕事についても、介護職の
現場の仕事もこなす場合あるので転職時注意してください。
そのことをわからずに新しい施設へ入社してしまって、また転職
するなんてことにもなりかねません。
ケアマネの仕事は介護職の現場との両立は無理です。
ケアプランの作成がおろそかになってしまったり、
居残りして残業しながらってことになって体がもたないです。
転職する際は必ず仕事内容を確認してください!
記事まとめ
いかがでしたか?
ケアマネの資格取って「ケアマネやってみたい!」と転職することは
いいことなんですがこのように思わぬ失敗でまた転職することになって
しまう場合も少なくないです。
介護職の現場からケアマネになる人は、ケアマネの仕事について
あまり理解せずに転職してしまう方が多いので、失敗しないように
気を付けてください。